ちょっと いきぬき日記 |
ペルー珍道中 クスコ&マチュピチュ編 |
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退院してからアルコール類は殆ど飲まなかったが今日くらいはいいかーってなことで、かなり飲んでしまったようだ。夜12時過ぎごろホテルに帰る。 明日はアマゾンの次ぎに行きたかった、クスコ・マチュピチュだ。 部屋の片付けと支度をするのに30分〜40分架ったかな。 朝4時にホテルを出るので早く寝よっと。支度や何やらで夜中1時に寝る。 朝3時30分頃、ドン・ドン・ドン、ドアのノックの音、ウーン誰やねん。 まだ真夜中やのにー! ドアを開けるとOさんが慌てている。 話しを聞くとホテルの人が空港まで20ソーレス(約700円)で送ってくれる 約束をしていたのに、30ドル(約3150円)出さないと送って行かないと言っているらしい。 私も飛び起き、事情を聞きに行くがホテルの人は30ドルくれないと行かないと 言ってガンとして動かない。何度頼んでも、NO…。NO…。何かスペイン語でまくしたてている。 もう私も頭にきたので大阪でも一、ニの上品さ(うそ)を誇る河内弁で文句を言った。 ○×○×○×○×! まるで横山やすしか、やしきたかじん。 まだ相手の方はスペイン語で何か文句を言っているが、こっちはカッカしているうえに、 スペイン語が解らない。 (私)シビレを切らして、○×○×○×○×!日本人をなめるなよー! あまりの大声で文句を言ったので、その本人は知らん顔をしだした、何を言っても無視。 これでまた、こっちも血が上った。こいつに30ドル渡すぐらいなら、飛行機のチケットと ヘリコプターのチケット代、宿泊代(約80000円)をパーにしてもいい。 もうええわいー、頭にきたー! もう4時10分。(間に合わないなぁー!) 仕方ない、クスコは行かんとこ。何が何でもこいつには30ドル絶対渡さんわい! 椅子に座って煙草を吸うことにした。 そうこうしてたら、その人がホテルから表に出ていったようだ。 10分くらい経っただろうか、ホテルのドアが開いた。表を見るとタクシーが止まってる。 ケンカした人と白人のタクシー運転手が入ってきた。 どうやら、一緒に空港まで行こうと言うことらしい。(私)、あんた(ホテルの人に)はもういい、ついてくるな。 と言ってるのにタクシーに乗り込もうとする。(私)あかん言うてるやろー!(身振り手振り) すると白人の運転手がスペイン語でその人にホテルに帰るように手振りで伝えた。 ようやく、タクシーに乗りこむ。 運転手が笑顔で何処まで行きたいのか英語で話しかけてきた、 (私)リマ・エアポート、20ソーレス(約700円)で行ってくれないか? 運転手、(OK)で何時のヒコーキに乗るんだ? Oさん、5時30分頃と返事をする。 運転手、ナニィー!! マニアワナイゾー!(オー、ノー)呆れ顔。 少しして、ウーンよし判った俺に任せとけー!(と言ったように感じた) そしたらすぐアクセル全開、フルスピードで走りだした。まるで映画のカーチェイス。 交差点もスピードを落とさない、横から車がきてるー、あーー、危ないぶつかるぶつかるー。 運転手、大丈夫!大丈夫!と言ってるようだ。 ロータリーも急カーブもアクセル全開、タイヤの音キーキーキー、対向車がきてるー、ぶつかるー。 うわー、おー。(私、Oさんヒヤヒヤもの) 運転手、得意そうな顔で、間に合わせる心配ない。って言ってるようだ。 (私)運転手の顔を見てスピードダウン、スピードダウンと言ったが 運転手はノープロブレム、問題無い。大丈夫、もうすぐ…。もうすぐ…。 (私)ノープロブレム?ペルーに来て何度この言葉を聞いたか、耳にタコができるわ。 リマ空港が見えてきた、キーキーキーー。何とか無事についた。(あー命拾いしたで) お金を払って行こうとすると、運転手さんが着いてきた。 空港の中まで付いて来てくれて乗り口カウンターまで案内してくれた。 そして笑顔で何か言っている。(たぶん気をつけてな!と言ったんやろなー) グラシアス、こちらも笑顔で返した。 |
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