各社の紫イぺエキス品質比較
一目でわかる、ナフトキノン類の含有量試験
紫イぺ(タヒボ)エキスやお茶を購入の方は、主にナフトキノン類の摂取を目的に購入されていると思います。ご自分が飲用している商品の含有量や本物か、または低品質、あるいは偽物かを調べてみましょう。
紫イぺ(タヒボ)有用成分含有量
弊社分析結果
紫イぺ(タヒボ)の最高品質はタベブイア属アベラネダエ種で(樹齢30年から70年もの=ごく稀にしか見つかりません)その下に「タベブイア属インペディジノサ」「タベブイア属ヘプタフィラ」です。 この3種類が紫イぺ(タヒボ)と呼ばれています。
(1990年代後半から、紫イぺ(タヒボ)ではないタベブイア属の樹皮やエキス製品が多数流通している。その後さらに巧妙になり着色されたものが流通している)
最高品質のタベブイア・アベラネダエには、重要な成分の一つにナフトキノン類が複数含まれています。
このナフトキノン類という物質は非常に低分子で分子量は150から300以内のものが多いです。
重要:口から飲用し腸壁から吸収(通過)できるものは、分子量が500以下が適当であり、場合により1000に近いものでも吸収の可能性がある。
分子量が1000以上の物質、又は消化液や酵素で分解できないものは、そのまま体外に排出されます。
*一般的には分子量1000~1万を準高分子。分子量1万以上を高分子とされています。
グーグル検索→基礎知識ナフトキノン ウィキペディア→ナフトキノン 抗真菌作用、抗腫瘍活性、細胞毒性
●ナフトキノン類は、「水に難溶」(水に溶けにくい)=熱水抽出では成分を抽出(取り出し)しにくい。
熱水抽出は有効成分の抽出が著しく低い。
●熱アルコール(エタノール)やエーテル、クロロホルム、に「易溶」(容易に溶ける)=エタノール抽出は
脂溶性のナフトキノン類を格段に抽出できる。
(脂溶性の成分は、アルコールや油に溶けやすいです。例、ビタミンなどにも脂溶性の成分が多いです)
このことから、紫イぺ(タヒボ)樹皮から抽出する場合は、必ず「エタノール抽出+熱水抽出」で成分を抽出することが非常に大事になってきます。
ナフトキノン類などの脂溶性成分(油に溶けやすい)が多く含有しているか、一般の方に解りやすくテストなどを踏まえ説明を致します。
重要:下記、写真を参考にされ、ご自分が飲んでいる紫イぺ(タヒボ)エキス製品の品質を自分で調べることができます。
*尚、アメリカ製のパウダルコなどの多くは、「樹皮を細かく粉砕し粉末にしたものをカプセルに詰めてい
る」だけの商品が非常に多いです。
*アメリカ製:カプセルを外して樹皮粉末を水に入れ攪拌すると、僅かに溶けます。底に沈殿物が残ります
が、この沈殿物は濃縮エキスではありません。
*細胞膜は脂質(油)でできています。なので水には溶けませんが、油に溶ける脂溶性成分は細胞膜を容易に
通過(吸収)することができます。その逆に水溶性の成分は、細胞膜を通過しにくいのです。
(糖質=ブドウ糖など一部の成分は認識され細胞膜を通過できます。)
各社紫イぺ(タヒボ)エキス、水にてテスト
瓶に400mlの水。皿には各社の紫イぺエキス0.5グラム
ナスカルーツ 紫イぺ15倍濃縮表示 |
日本A社 有名会社:エッセンス表示 |
日本B社 8:1濃縮エキス表示 |
日本C社 紫イペ強力濃縮パウダー表示 |
各社の紫イぺ(タヒボ)エキスを0.5グラム瓶の水の中に入れる。 瓶を振って攪拌し撮影した。
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攪拌10分後の瓶の底面を撮影。 | |||
ナスカルーツ 水に溶けない脂溶性成分が底の面に見える。 エタノール抽出+熱水抽出 |
日本A社 完全に水に溶けており 沈殿物はなし。 熱水抽出(水溶性抽出) |
日本B社 完全に水に溶けており 沈殿物はなし。 熱水抽出(水溶性抽出) |
日本C社 ほぼ水に溶けているが 底面真ん中にごく僅かに 沈殿物あり。 熱水抽出・エタノール抽出=微妙 |
水に紫イぺ(タヒボ)エキスを入れて攪拌してから、24時間後の状態を撮影。
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各社の「紫イぺ(タヒボ)エキス、エタノール99.5%にて攪拌テスト」 (エタノールはドラッグストアで購入可)
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